【IEICE SeMI@熱海:M2】学会発表

こんにちは、M2の木村です。
2026年11月4日(水)〜5日(木)に、芝浦工業大学 熱海セミナーハウスで開催された電子情報通信学会 センサネットワークとモバイルインテリジェンス(SeMI)研究会で発表してきました。今回はその様子を報告します。

学会発表

会場は、芝浦工業大学の熱海セミナーハウスでした。熱海駅から歩いて行ける場所にあり、研修室も新しくてとてもきれいな施設でした。

私は「屋外模擬実験に基づく受信高度がWi-Fiプローブパケット取得特性に与える影響」というタイトルで発表しました。災害時にUAVへ受信機を載せて、被災者のスマートフォンが出すWi-Fiの電波を受信し、位置を推定する研究です。本研究では、受信機の高さを0〜5 mの範囲で変え、2つの屋外環境で受信電力(RSSI)と取得できたパケットの数を比較しました。

質疑応答では、次のようなご質問をいただきました。

  • なぜ受信高度を決める必要があるのか
  • MACアドレスのランダム化への対策は大丈夫か
  • 受信したスマートフォンの持ち主が、動けない被災者なのか、動ける被災者なのか区別できないのではないか

1つ目のご質問をいただいて、研究の目的を、聞いている方にもっと伝わるように説明しなければいけないと感じました。2つ目と3つ目は、実際の災害現場で使うことを考えると避けて通れない課題です。今後の研究で検討していきたいと思います。

ほかの方の発表では、「風が吹いている日は、周囲の草が揺れるため電波の変動が大きくなる」というお話が印象に残りました。私の実験も屋外で行っているので、天候や周囲の環境が測定結果に与える影響にも気をつける必要があると感じました。センシングやモビリティなど幅広いテーマの発表を聞くことができ、とても勉強になりました。

二種研交流会

研究会の後には、二種研交流会に参加しました。

EE研究会の方からは、「電源はなぜ高い周波数で動かすほうがよいのか」といった専門的な内容を、専門外の私たちにもわかるように説明していただきました。分野が違っても理解できるように話す力は、自分の発表でもぜひ見習いたいと思いました。

また、「AIが論文を量産できる時代に、研究をどう評価していくのか」というお話も聞かせていただきました。研究者としてどのように価値を示していくのか、改めて考えるきっかけになりました。

ほかにも、他大学の学生の方がどのような研究をしているのかを聞くなど、さまざまなバックグラウンドを持つ方とお話しすることができました。普段の研究室生活では得られない刺激をたくさん受けた、とても貴重な時間になりました。

熱海散策

空き時間に熱海の街を少し歩きました。写真は、横穴から温泉が湧き出している「走り湯」です。中は湯気でいっぱいで、とても暑かったです。

お昼は「味里 熱海店」で定食をいただきました。お刺身、揚げ物、煮付け、カニの入ったお味噌汁など、海の幸がたっぷりで大満足でした。

夜には来の宮神社にもお参りしました。ライトアップされた拝殿がとても美しかったです。

最後に

今回の研究会では、発表を通して多くのご意見をいただき、自分の研究を見直す良い機会になりました。いただいたご意見を今後の研究に活かしていきたいと思います。
最後になりますが、研究会を運営してくださった皆様、会場を提供してくださった芝浦工業大学の皆様、このような貴重な機会をくださった小板先生、小比賀先生そして研究室の皆様に心より感謝申し上げます。