こんにちは、B4の平野です。
今回は、北海道大学で開催された2026年電子情報通信学会ソサイエティ大会の1日目の様子を紹介します。研究発表や聴講の様子に加えて、発表後に研究室のみんなで過ごした札幌での時間についてもお伝えします。

電子情報通信学会ソサイエティ大会
電子情報通信学会ソサイエティ大会では、研究者や学生による一般講演に加え、企業によるセッションや最新技術をテーマとした企画セッションなど、さまざまな講演が行われました。
普段は自分の研究分野を中心に論文や研究発表を見ることが多いため、異なる分野の研究について直接話を聞けることはとても新鮮でした。
また、一見すると自分の研究とは離れているように思える内容でも、研究へのアプローチや技術の活用方法など、今後の研究につながりそうな考え方に触れることができました。
研究室メンバーの発表
1日目には、研究室から5名が研究成果を発表しました。
平野 翔大郎
「カメラ計測を教師データとした足部IMUによる短距離走加速状態推定手法の検討」
短距離走における1歩ごとの加速状態を、足部に装着したIMUから推定する手法について発表しました。カメラ計測から得られる速度変化を教師データとして利用し、IMUのみから選手の加速状態を推定することを目指した研究です。

平墳 勇人
「CoTプロンプティングによるLLMを用いた自動プログラム修正手法の評価」
大規模言語モデル(LLM)を用いてプログラムのバグを自動的に修正する研究です。LLMに段階的な推論を促すCoTプロンプティングを用いることで、自動プログラム修正にどのような影響があるのかを評価しました。

古江 倖基
「RAGを用いたJavaレガシーコードマイグレーション手法の検討」
古いJavaコードを新しい環境へ移行する作業を、LLMによって支援する研究です。RAGを用いて移行に必要な情報をLLMに与え、より適切にコードを修正する手法について発表しました。

金谷 一輝
「LoRA Rank Growingにおける既存Rank固定の妥当性分析」
大規模言語モデルを効率的に追加学習する手法であるLoRAについて、学習途中でRankを段階的に増やしていく際の学習方法を分析した研究です。既に学習したRankを固定する方法の妥当性について検討しました。

辻浦 日向
「ローカル環境における大規模言語モデルによる転写誤り訂正手法の評価」
音声認識によって文字起こしされた文章の誤りを、ローカル環境上のLLMを用いて訂正する研究です。音声や転写データを外部へ送信することなく、プライバシーを保ちながら転写精度を向上させる方法について評価しました。

同じ研究室の中でも、スポーツセンシング、LLMを用いたソフトウェア開発支援、モデルの学習手法、音声認識など、扱っている研究テーマはさまざまです。
それぞれの発表や質疑応答を聞く中で、自分とは異なる分野の研究の進め方や考え方に触れることができました。自分の研究を別の視点から考えるきっかけにもなり、とても刺激の多い時間でした。
発表後はみんなで札幌の街へ
1日目の発表が終わった後は、研究室のみんなでご飯を食べに行きました。
この日に発表を終えたメンバーにとってはお疲れ様会、これから発表を控えているメンバーにとっては決起会ということで、みんなで楽しい時間を過ごしました。
ちょうど近くでは「さっぽろオータムフェスト」も開催されており、会場は多くの人で賑わっていました。

北海道ならではのおいしいものもたくさんあり、学会だけでなく北海道のグルメもしっかり満喫することができました。
個人的なおすすめはラムチョップです。
とてもおいしかったので、北海道を訪れる機会があればぜひ食べてみてください。
学会でさまざまな研究に触れて刺激を受けるとともに、研究室のメンバーとも楽しい時間を過ごすことができ、充実した1日目となりました。
まだ発表を控えているメンバーもいるため、2日目以降も引き続き頑張ります。


