【DPSWS2025@三翠園:M2】優秀ポスター賞受賞

こんにちは、M2の岡島です。

11月5日〜7日に高知県で開催された 第33回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS2025) に参加してきましたので、その様子を紹介します。

DPSWSは、毎年全国各地の旅館で開催されるアットホームな雰囲気が特徴のワークショップで、研究者同士が肩肘張らずに交流しながら議論できる貴重な場です。今年で33回目を迎え、私は昨年に続いて2度目の参加となりました。今年の会場は高知県の老舗旅館「三翠園」で、落ち着いた和の空間と歴史ある建物が印象的でした。

今回もポスターセッションで、
「加速度データを用いたマスボクシングの打撃種類分類における深層学習モデルの比較評価」
というタイトルで発表を行いました。

ポスター発表は、近い距離で多くの方と議論できるのが魅力で、自分では気づかない視点や今後の研究に役立つアドバイスを数多くいただけます。今回も非常に有意義なディスカッションができ、研究の方向性を改めて考える良い機会になりました。

さらに今回の発表を通して強く感じたのが、
「研究内容をどう分かりやすく見せて、相手に伝えるかが非常に重要である」
という点です。どれだけ良い結果が出ていても、それを直感的に理解してもらえるよう整理し、図やレイアウト、説明の流れを工夫することで、議論の質も相手の反応も大きく変わることを実感しました。

また、昨年参加していた方々とも何人か再会することができ、1年ぶりにお互いの研究の進捗を共有し合うなど、とても充実した時間を過ごせました。こうしたつながりが続いていくのも、DPSWSならではの魅力だと感じています。

私の写真がなかったので、一緒に参加した那須くんのポスター発表

そして今回、大変光栄なことに 優秀ポスター賞 を受賞することができました。昨年は受賞できず悔しい思いをしたため、この1年間取り組んできた研究が形となって評価されたことは、とても嬉しく、自信につながりました。今後もより精度の高い分析と新しい視点の開拓を目指し、研究に励んでいきたいと思います。

また、旅館での開催ということで、食事も非常に豪華でした。特に高知名物の「鰹のたたき」は期待を大きく上回る美味しさで、夕食だけでなく朝食・昼食でも、存分に堪能しました。美味しい食事と温かい旅館の雰囲気のおかげで、研究発表の緊張感もほどよくほぐれて、心身ともにリフレッシュできました。

来年は北海道での開催が噂されているようです。私は残念ながら参加できないですが、学部生・院生問わず、興味のある方にはぜひ参加をおすすめします。発表の場としてだけでなく、新しい視点を得られる絶好の機会になると思います。