こんにちは。B4の村上です。
この度OGIS総研様が開催する第16回OGISソフトウェアコンテストにB4生2名、B3生2名で参加してきましたので、報告させていただきます。
本大会は大学生・大学院生を対象としており、応募の中から決勝に勝ち進んだ5チームが大阪会場で発表を行います。今年度のテーマは「シュルレアリスム」、超現実主義と訳され「無意識」や「無意味」を表現することを意味します。1900年代に発祥した文学・芸術運動であるため、このテーマとソフトウェアをいかに関連を持たせるか、チームメンバーでたくさん悩み、深く考え込みました。
ソフトウェアコンテストの詳細は以下のリンクに記載されています。
https://www.ogis-ri.co.jp/event/e107966.html
書類審査(予選)
私たちの研究室からはB1生、B3生、B4生含め計16名ものメンバーが集結しました。初めに全員で「シュルレアリスム」についての解釈を深めたり、実際のシュルレアリスムを題材とした芸術作品を見て感じ取ったことを記録し、テーマについて検討しました。次に、5チームに分かれてそれぞれテーマに沿ったアイデアを発想し、ブラッシュアップしていきました。
私たちのチームが考案したアイデアは「コトバケツ」です。シュルレアリスムは様々な解釈がありますが、私たちは「無意識」という意味に着目してこのアイデアを構築しました。

提出直前までアイデアを練り上げ、私たちが思い描いたシュルレアリスム的なソフトウェアを形にできたのではないかと感じました。
結果は、私たちのチームは決勝に進出することが出来ました!!
プレゼン発表(決勝)
決勝に向けて、私たちはプレゼン資料の作成とデモ用の簡単な「コトバケツ」を試作しました。バケツへの水のため方、本番中にスライドにバケツを表示するかなど細部にまでかなりこだわって悩みました。

本戦は12月3日に備後町ホールにて行われました。
応募総数の31チームから選び抜かれた5チームが集まり、会場には張り詰めたような空気感が漂っていました。
本大会では5チームが発表する決勝戦の一般部門と海外のアイデア紹介のグローバル部門がありました。私たちは一般部門の2番手の発表で、事前に発表や質疑応答の雰囲気を知ることが出来ました。発表時では緊張しつつも会場の雰囲気にのまれず、しっかり自分たちのアイデアを伝えることが出来ました。
今回はテーマが「シュルレアリスム」ということもあり、他のチームの発表を聞くと多様な解釈でソフトウェアと関連を持たせてアイデアを発表していたので、どのチームも非常に興味深く聴講することが出来ました。特にグローバル部門の方々の発表では実際に前で演技をしたりと、発表自体を楽しんでいるような様子で聞いていて面白かったです。
全チームの発表が終わり、結果が出たのですが、、、、
特別賞でした!!
去年と同様の特別賞であり、1,2位の最優秀賞、優秀賞には届かなかったものの、チーム一丸となって全力でこの発表に挑めたので、清々しい達成感で満たされました。
今年度は優秀賞以上には届かなかったのですが、評価方法や入賞するアイデアの傾向などを知ることができ、何よりこの貴重な場に立ち会って発表の機会を与えてくださったことがとても嬉しかったのです。来年度も私の研究室から参加者が出られるよう、今回の経験をしっかり引き継いでいきたいと思いました。


