【IEICE SS研究会@石垣島:M1】学会報告①

みなさん、こんにちは。M1の笠井です。

今回は、3月に石垣島で開催されたソフトウェア・サイエンス(SS)研究会に参加したことを共有したいと思います。本投稿では、登壇者として発表したこと、聴講者として興味を持った発表、石垣島の魅力などをご紹介したいと思います。

石垣市健康福祉センターという地元の人々が集う憩いの場で開催ということもあり、会場に到着すると緊張と柔和が入り混じるような心持ちになりました。

私は「スポットインスタンスを用いたクラウドベース画像生成に関する一考察」というタイトルで発表を行いました。概要は、提案手法でサーバレス環境をスポットインスタンスを用いて再現し、クラウドベース画像生成におけるコスト削減の可能性を検討するものです。質疑応答では、教授の方々から貴重なご意見を頂き、我々の研究に新たな視点をもたらしてくれました。

発表の様子

他の発表も興味深いものばかりで、SS研究会ならではの幅広いカテゴリで新しい知見が得られました。特に私が興味を持ったのは、「Denoにおける外部モジュール使用の組み合わせについての調査」という信州大学の院生による発表です。ソフトウェア開発において、モジュールのバージョンを最新版にする際、ライブラリの依存関係を解決するためにモジュール間の組み合わせを考慮するシステムに向けた調査を行うという趣旨でした。私自身、ライブラリの依存関係管理ができておらず、問題が発生した経験がしばしばあるので同研究の今後の発展に期待したいです。

研究会参加の外では、石垣島のグルメや観光スポットを巡りました。

石垣島に訪れたら、その地元の美味しい料理を楽しむことは絶対に外せません。この島は、独自の料理文化と素材の豊かさが特徴です。沖縄料理はもちろんのこと、名産の石垣牛を使った料理はどれも絶品です。

沖縄料理たち。グルクンの唐揚げは絶品です。

また、島内には多くの自然公園や保護区があります。登山やトレッキングが好きな人には、バラス島や白保の滝などの自然の美しさを楽しめるスポットがおすすめです。また、星空観察や夕日を眺めるのも、石垣島ならではの自然体験です。島内では、多くの猫ちゃんたちが羽を伸ばしている姿もよく見られます。どの子も人懐っこく私に癒しを与えてくれました。

自然の中で過ごす時間は、心身をリフレッシュさせ、日常の喧騒から離れる貴重な機会となりました。

猫と私。

石垣島を訪れると、地元の人々の温かい歓迎に出会うことができます。地元の人々は親切で、いつも笑顔で迎えてくれます。今回私たちが訪れた石垣島ヴィレッジという飲食街では、地元の人々と観光客が交流し合い活気に満ちた時間を過ごすことができました。

今回の経験は、私の学術的な視野を広げるだけでなく、地元の魅力を再発見する機会ともなりました。皆さんも、様々な学会へ赴いてみてはいかがでしょうか。