【ICTSSL@兵庫県立大学:M1】学会報告

こんにちは、M1の馬場です。

2025年5月8日〜5月9日まで開催された「安全・安心な生活とICT研究会(ICTSSL)」に参加させていただきましたので、今回はそのレポート記事になります。

会場は、兵庫県立大学 新長田ブランチでした。外観はさることながら建物内も非常に綺麗で、圧巻のキャンパスでした。

私の発表時間は1日目の最後でした。そのため、自分の発表時間になるまでは他の参加者の発表を公聴して過ごしました。研究会ということもあり、学生はもちろんのこと教授の方々も発表されており、興味深い内容が多くとても勉強になりました。

私は、「犯罪検知に対するHuman-in-the-Loopの有効性に関する検討」というタイトルで発表を行いました。具体的には、防犯カメラ映像を用いた犯罪検知について、機械学習とクラウドソーシングを組み合わせることで検知精度を維持しつつコストの削減を目指すといった内容になります。

本研究会は、発表時間20分・質疑応答5分と発表時間が長く設定されている事もあり、個人的にはゆっくりと落ち着いた口調で丁寧に説明することができたかなと思います。以前からの私の発表時の課題として、早口になってしまうことが挙げられていたため、今回の発表ではこれを踏まえ、意識的にゆっくりと話すことを心がけました。質疑応答では、「データセットの作成にAIを用いるのはどうか」など、自分では気づけていなかった貴重なご意見を多数いただくことができました。

今回の研究会では自身が抱えていた発表時の課題にアプローチしたことで、自分に少し自信を持つことができるようになったと感じます。また、聴講者の方々から様々な意見をいただき、自分では気づけなかった課題や異なる視点を知ることができました。この知見を踏まえ、今後一層研究に励んでいきます。