初めまして、2022年度NISLAB卒業生の道浦菜々子です。
現在は、奈良先端科学技術大学院のユビキタスコンピューティング研究室に在籍し、研究をしています。
今回は3月2日に開催された第39回IN/NS研究会のワークショップの表彰式に参加したので、そのレポート記事になります。
沖縄コンベンションセンターでの開催だったため、約10年ぶりの沖縄にワクワクしながら足を運びました。会場の周辺には観光客に人気のトロピカルビーチや、BLUE SEALという有名なアイス屋さんなどがありました。
表彰式まで時間があったので、沖縄そばを堪能して観光を楽しみました。
参加した表彰式では、2022年1月の IN研究会で発表した「UAVを用いた景観状況の収集提供方式の検討」と題した論文が評価され、若手研究奨励賞として表彰して頂きました!!
この研究は、観光客が期待する景観と、実際に見物した景観との間に起こるミスマッチの影響で観光満足度が低下している議題に着目し、UAVを用いてリアルタイムな景観状況を提供する新たなシステム提案に向け、景観状況の提供方式を実験により評価した内容となっています。
この若手研究奨励賞は、2022年1月から12月に発表された論文の中から、特に優秀であり今後の活躍が期待される若手研究者(満32歳以下)に贈られる賞となっており、今回は私を含め3名の方が受賞されていました。
この研究を進めるにあたり複雑な事象に対して試行錯誤する部分が多く、苦悩することも多々ありましたが、その分、複雑な事象をシンプルに考えることや論文内で一貫性を保つこと、どの相手にもわかりやすく伝えることの大切さなど、多くのことを学ばせて頂き、とても成長できた経験でもありました。
そのため、思い出深い研究がこのような素晴らしい賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。
この結果に満足せず、更なる高みを目指して研究に精進していきたいです。